働くをテクノロジーで変える〜Hatatech Project〜

働くということ。インターネット、コンピューター、AI、雇用制度のゆらぎゆえの大企業・安定志向、起業のすすめ、フリーランス・ノマド、プロボロ、ダブルワーク、こんなワードが入り乱れる激動の時代にどうしたら皆が情熱を持ち、幸せに働けるのかを考える。思考の跡。

働くを変える

働くを変える、ということがやりたくて、どうやって現在の雇用制度や就活、就職、転職、定年などの固定概念を外せるのだろうと思案していた。

そして気づいた。

働くを変える方法は、真正面に採用とか人事とかではなくてもいいんじゃないかと。テクノロジーで変えるっていうのが私のテーマなので、もちろん正統派な方法は何か違うと感じてたんだけど、その答えはこれだったのか。

あたりまえ?すみません、気づいてませんでした。

 

というか、逆にテクノロジー以外にも方法はあるんだな。大きな影響を及ぼす要素って。。とこの記事を読んで思いましたとさ。

 

インテグラ代表取締役 佐山展生さんのインタビュー記事

https://m.newspicks.com/news/1110030/

 

 

英検準1級の話

働く上で自分としては不可欠と思っている語学について書きます。

ここ一年ほど英語の勉強をやり直しています。そのきっかけやどんなことを勉強してきて、今どんなレベルなのか、です。

 

きっかけ

これは本当に単純で、うちでネットフリックスを導入したことによって、海外ドラマが見放題になったことが大きいです。特にGleeが楽しくて、もともと社会人になりたての頃から英語を習得したい想いはあったので、その想いが再燃した、という感じです。数年前に英語をやり直そうと思って独学でテキスト買ったけど、文法が理解できずダメでした。受験勉強とかろくにやってこなかったつけが、ここに出てるんだなぁと悲しく思ったりしました。でも久しぶりにまた勉強したい、そう思ったのが今年の1月くらい。

 

どうやって勉強を開始したか

挫折した経験があったので、何からどういう順序で勉強したらいいかを徹底的に調べました。色んな勉強ノウハウ本やyoutubeなどかあるので、それを見てその中で自分が信じられるものの組み合わせでこう勉強していこうみたいな道筋を立てました。やみくもにやらずにまず計画を立てました。

1番重視したことは、「継続できるようにするにはどうしたらいいか」ということでした。では具体的に何をどうやって勉強していったか。

1月-3月くらいまで

  • 鈴木拓先生の通信講座を利用
  • 海外ドラマを普通に楽しく見る

 

鈴木拓先生の通信講座が私の転機と言っても過言ではありません。毎朝通電車の中で文法を学び、問題を解いていました。毎朝ちょうどメルマガが届いてそれを読むだけでいいんです。基礎が分かっていなかった私が品詞などを理解できたので、ここから一気に英語への理解が深まりました。

 

そして勉強したい想いを継続させるために、海外ドラマを日本語字幕で普通に見てました。これはまぁ勉強というか、本当にモチベーション維持のための娯楽でした。これで何かできるようになったとかは特にありませんでしたが、私にとっては重要なファクターでした。

 

4月-5月

5月末にTOIECをとりあえず受けてみようと思い、ここらへんからTOIECの勉強を少しやりました。やったことは

  • TOIEC頻出単語を通勤時間にアプリで覚える
  • 過去問を解く

 

くらいです。単語も必死に覚えるというより空き時間にやりました。ここまで特に必死に勉強とかはしていません。

 

TOIECの結果

結論から言うと645点でした。英語できる方からしたら、え??みたいな感じかもしれませんが、私史上最高点だったので、更に勉強のモチベーションが上がりました。だって全然必死にやらずに楽しくやって、自分的に良い点が取れたので。ここで確信しました。

語学に才能はない

やれば絶対にできるようになる

ただ時間は必要

 

5月-7月

ここから単語をしっかりやろう、基礎をもう一度固めようという段階になりました。やったことは

  • Atsuさんの単語暗記講座受講
  • 文法の復習

です。Atsuさんは英語学習のyoutubeで人気の方で、ネイティヴ並みの実力を国内で独学で身につけて現在オーストラリアで会計士として活躍されている方です。学習に対する信念とか、方法論に納得できることが多かったのと、単語帳一冊やりきるのに自分の性格では人のサポートが必要だと思い、申し込みました。やったのはDUOです。

 

これをやりきって、リーディングをした時にわかる単語が多くなっていたのは本当に嬉しかったです。

 

8月-10月

ここからは何か目標がないと学習速度が早まらないなと思って試験を受けることにしました。あまり何年もダラダラ基礎固めをし続けても効率が悪いと思ったので、もう少しスパルタでやることにしました。単語帳くらいから、まぁまぁスパルタの時期が開始した感じです。

で、10月の英検準1級を受けることにしました。

 

世間的にはTOIECの方が有名で、私も英検には全く興味なかったのですが、どなたかのTOIECで900点取るためにまずは英検準1級を受験した、みたいなブログを見て、へぇー英検受けてみようかなと気持ちが変わりました。

そして英検準1級の過去問を買って勉強し始めたんですが、英検の文章は読み物としてとても楽しかったです。最初は自分にはレベルが高かったです。単語も知らないものがたくさんあったので。でも単語を覚えていくと面白い。リスニングの文章も解説を読むことでリーディングの勉強になりました。やったことは

  • PASS単 準1級
  • 過去問三回問題集
  • リーディング対策本

です。過去問を繰り返しやりました。リーディングの力は確実に上がったと思います。ただTOIECと違い時間がまぁまぁあるのでじっくり読む感じです。本当のリーディング力をつけるなら英検の方がいいと思います。

リスニングはちょっと難しかったです。まだまだ自分にはレベルが高かった。やったことはひたすらリピーティングです。これで英文を読むリズム感は掴めたし、発音も良くなったと思います。

 

英検結果

落ちました。リーディングは合格点以上でしたが、リスニング、ライティングが難しかったです。リスニングはすぐに伸びる項目ではないので、これまでの積み重ねがない私にとっては妥当な結果だったなと思います。

 

英検受験で思ったこと

試験の感覚としては、ライティング対策をほぼしていなかったにも関わらず、周りがライティングからやっているのを見て必死にライティングをやった結果他のところで時間が足りなくなりまし笑

でもリーディングはほぼできたなと思いました。長文はたぶん一問くらいしか間違えなかったと思います。語彙、リーディング、リスニング、ライティング全てがバラン良く出来ないと合格出来ないですね、当たり前ですが。。

うちはCNNが見れるので、試験前は結構ずっと流してました。結果、シリアのアレッポ問題と、黒人が警官に撃たれる問題と、大統領選挙問題になんとなく詳しくなりました笑

今はあまり見てません。

 

11月

英検前にかなりスパルタで勉強したので、現在疲れ気味で勉強あまりはかどっておりません!!単語を覚える、とかがかなり面倒です笑

そしてモチベーションが上がらないのでいったん楽しく勉強する方向に戻そうかなと思ってます。今やってることは

  • 洋書を読む(the power of habit)
  • リスニング完全トレーニング

くらいです。

 

分析

だいたいできないものがある時、何が原因で理解できないかいつも分析するようにしています。

今の課題は、リスニングかなと思ってます。問題点は英語がわぁーと流れてきた時にどこまでが主語で、動詞で、というかたまりがわからないことです。リーディングだと先まで目に入るのでわかるのですが、リーディングは戻れないし、先も見えないので、文構造を大きく把握するのが難しいです。なので、かたまりをピックアップしてリスニングする訓練本を使ってます。

もちろん他にも色々とできないことはありますが、自分がやりたいものからやっています。

 

今後の方向性

もともと今年の1月に立てた目標は

  • 来年1月にTOIEC900点
  • そして英語を使う部署に異動願を出す

でした。今のペースだと達成するのは厳しいですが、まずはモチベーションを取り戻すべく、洋書、リスニングに取り組んでいきます。テストは目安くらいにしか思ってないので、テストを何年も受け続けることをするつもりはないです。もう少しリスニングを強化して来年からスカイプなどで英会話を始めるつもりです。

 

最終目標はあくまでも仕事で英語を使うことです。英語を使ってどんな仕事がしたいかが重要、という声があるのは重々承知していますし、事実そうだと思います。働くを変える上でも、これからじっくり考えていきたいと思います。

AXISはマジでオススメ!

インダストリアルデザインが好きで、何かいい雑誌ないかなと

探していて見つけた『AXIS』です。

 

ちら見っていうので内容を結構読めますので

購入する際の参考になると思います。

私もどんな雑誌かわからなかったので最初はちら見でバックナンバーを

いくつか読みました。そしてAmazonで中古で安く買えたのがこれ。

f:id:harubishi:20161103120343j:image

本当に偶然この号を買ったのですが、自分の中で大ヒット!

"異端に学べ"

落合陽一さんを知るきっかけになりました。

 落合さんの記事では、これまでも彼が提唱し続けてきた

彼が実現したい世界への工学的な取組概要(それが結果的に魔法と

言われている)や考え方が書かれてます。

その他にも、亡くなった人のDNAを木に埋め込むとか、

人間的思考への苦悩から動物の群れと暮らすことを目指して

自身がヤギの群れで生活する研究者などの記事があります。

まぁ何しろ異端児の特集なのでそんな記事満載です。

 

内容もさることながら、私の興味を引いたのは

全文英語併記の雑誌であるという点です。

興味がある分野の情報を日本語でも英語でも得られるという

私史上最高の雑誌なわけです。

 

ということで最新号も買いました。

f:id:harubishi:20161103121623j:image

"素材と向き合う"

 

前号の"色の逆襲"も興味あり。

ご興味ある方はぜひ

http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/184/

 

AXISギャラリーも色々展示してて面白そう。。。

 

 

言語はツールのみならず

英語を勉強していて、最近は洋書を読んだりもする。

グローバル化が進むと言語習得が必要だとか、

いやいや翻訳ツールが発達しているから言語習得に

時間をかけるのはもったいない、とか

まぁ色んな意見があるわけで。

とりあえず私は中学高校時代まったく勉強せず

英語のことをまったくわかっていなかったけど、

勉強し直して論理的に仕組みが理解できるのが楽しくて

続けている。大人は論理力が勝負だ。

 

で、テクノロジーってところに焦点を当てると

言語はツールであり、翻訳機能も精度が高くなっているし、

むしろ母国語での論理的思考力を鍛えましょうって

落合陽一の本にも書いてあった。

確かに母国語での論理的思考力が大切なのは間違いない。

言語習得に時間をかけすぎずに本質的なところに

時間をかけようって意図もごもっとも。

 

ただ、洋書を読むと感じること。

それは、日本語感覚じゃない思考。

もちろん私は日本語ネイティヴなので、全ての思考を

嫌が応にも日本語でしてしまう。というか、日本語でしか思考できない。

でも例えば洋書を読むと、日本語に直訳できる単語もあるけど、

まったく同じものってなくて、英語の感覚の中で理解しながら

(結局は日本語なんだろうけど)読んでいく感じになる。

それは日本語にしてしまうと読んだときの感覚とはかけ離れてしまって

なんか日本語にはしたくない、そんな感じなのだ。

 

この不思議な感覚が好き。

むしろ結構な歳まで、日本語感覚以外が私の中になかったから

こその感覚な気がして、これが言語を文化たらしめるのかぁと

感慨深い。

 

言語はツールのみならず。

 

テクノロジーの勢いが雇用制度を変える

現在「働く」の多様性には目を見張るものがある。

それに伴い日本型雇用の崩壊とかもよく聞く。

「新卒一括採用」は無駄だとか、「終身雇用」はもう終焉を迎えたとか。

実際にはそんなことはなくて、少なくとも私が死ぬまでくらいはまだまだ

しぶとくこれらの制度は続いている気がする。

でもアンダーで確実に時代は動いていて、正規雇用非正規雇用の活用の

仕方を企業は巧みに変えてきている。働かされ方が変わってきている。

将来なくなる仕事50、残る仕事50なんていう本やコンピューターに

仕事を奪われる!なんて本もよく見る。

たぶん将来なくなる仕事はたくさんあるんだろうけど、それに合わせて

人の働き方もシフトしていって違和感なく進んでいくのだろう。

もっと情熱的にもっと自由に働くをデザインしたいなと思うが、

既存の雇用の仕組みを変えるのはやはりテクノロジーだと思う。

テクノロジーの急速な普及の勢いが止まらずに、雇用制度を実質的に

変えてしまうというのが私のイメージする世界だ。

どんなテクノロジーであるべきなのか、まだそこが曖昧でダメなところ。