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働くをテクノロジーで変える〜Hatatech Project〜

働くということ。インターネット、コンピューター、AI、雇用制度のゆらぎゆえの大企業・安定志向、起業のすすめ、フリーランス・ノマド、プロボロ、ダブルワーク、こんなワードが入り乱れる激動の時代にどうしたら皆が情熱を持ち、幸せに働けるのかを考える。思考の跡。

女性活躍

『女性活躍推進』

今やこの言葉を聞かない日はないのではないか。かくいう私の会社も当然女性活躍推進派でございます。LIFE SHIFTという本をチラ見した時も感じた、女性が働く上での障害って何なのか考えてみた。

働く上での障害と書いたけど、障害があるかないかは人の働くことの価値観による。上り詰めたいとか、極めたいとか、成し遂げたいとか、そういうのがない人には暮らしやすい社会になったんじゃないの?もしくはなっていくんじゃないの?って思う。

男性的視点に立てば、女性というだけでともすれば優遇されているように見えるんじゃないかな。実際そうだと思うこともある。だって男性は男性活躍推進とか言われず、制度整えようとか、もっと働く機会をとか言ってもらえないわけだから。ただただ歯を食いしばって、働く。

 

でも女性的視点に立てば、出産子育てによるキャリアの中断はかなり重い問題だろう。業務効率化とか、ワークライフバランスとか言われていて、それこそ電通の件で超過労働に対する風向きは厳しくはあるものの、顧客の立場ならそりゃ連絡取ったらいつでもすぐ動いてくれたり、Amazonみたいに鬼のようなスピードで配達してくれたりする方がありがたいわけで、結果長時間労働者が顧客を獲得することは間違いない。

会社内での昇進も然り。何で働いてないあいつの方が昇進するんだ、って思う人は当然いるし、すぐに動ける部下を高く評価する上司も当然いるだろう。

根底ではそんな思惑が渦巻いている世の中だから、女性が長期的にキャリア志向で働こうって思った時にそもそもやりがいとかじゃなく、長く働きやすい職場を選ぶということが起こってくる。

これがすごく違和感。

長く働きやすい職場ってもちろん男性にとってもブラック企業ではないという意味で重視する人はいるだろうけど、例えば子育てしやすい会社とかそういう基準で会社選んでる人をほぼ見たことがない。

どうして女性だけが、産休育休制度が整っていて、出産後も働きやすいということを考えて会社を選ばないといけないのか。いや、そういう基準で選ばなかったらええやん!と言われそうだけど、そうすると正社員じゃないなど待遇面が良くなかったり、結婚、出産の時期に転職しずらかったり、結果パート的な融通がきくけど給料もやりがいも低い仕事につかざるを得ない。もしくは産後2週間で復帰するyahooのメイヤーのようなスーパーウーマンか。(いつ母乳あげてるの?Dr.houseで母乳は赤ちゃんの抗体を作る上で超重要って言ってたよ。託児所あるんだっけ?)

そういったスーパーウーマンを見て、私には到底できない、こんなにできないとキャリアは歩めないんだ、、と逆に絶望を知らしめることにもなりかねない。

 まぁとにかく男性よりも緻密にライフプランを立てないと、やりたいことを実現することがとても難しいんじゃないかと感じてる。そして緻密にライフプランを立てないといけない時点で、自由が奪われている気がどうしてもしてしまう。

 

そうは言っても、女性はやはり結婚に逃げられるという最高で最強の武器があるのも否めない。最近は結婚に逃げられるほど男性の年収も高くないけどね。

 

あともう1つ。

女性活躍推進の裏に潜む、女性らしさ、女性の感性を活かしてねというプレッシャー。男性的なものの見方を求められつつも、いざとなったら女性らしくいてね、女性のメリット活かしてね。ってやつ。これは小島慶子の年収が妻の方が多くて家庭内の立場が逆転している夫婦の夜の生活の違和感、という記事にあった話に似ているのだろうか。まぁこれを武器にする人もいるから、何とも言えないか。

とりあえず私には息苦しい女性らしさで勝負してね、のプレッシャー。です。

 

こんな取り留めもないことは、性差によるもので変えようがない、仕方ない、と今の時代では考えられているけど、もしかしたら数百年後「あんな古臭い時代もあったよねー」と言われるように時代が変わるのかは、今生きている人たちは知るよしもない。