働くをテクノロジーで変える〜Hatatech Project〜

働くということ。インターネット、コンピューター、AI、雇用制度のゆらぎゆえの大企業・安定志向、起業のすすめ、フリーランス・ノマド、プロボロ、ダブルワーク、こんなワードが入り乱れる激動の時代にどうしたら皆が情熱を持ち、幸せに働けるのかを考える。思考の跡。

人生の判断軸が違うー自分の命をどう使うのかー

先日、国際機関で支援活動をしたいという高校時代の友人とランチをした。

高校の時から頭は良かったけど、そんな思いを持っているのは知らなかった。

彼女は新卒で入った証券会社を辞めて、2年間アフリカでボランティア活動をした後、

今日本に戻ってきている。

国際機関で働くとともに今後は自分でも団体を立ち上げたいということで

4月から大学院夜間部に2年間通い勉強をするそうだ。

 

ランチのほとんどは海外ボランティアでの笑える話をしていたけど、

時おり覗かせる支援に対するパッションを垣間見た。

 

いつからそんなに志高くなったのー!?なんて笑って聞いたけど、

心からその友達を尊敬した。

そんな心揺さぶれるランチから会社に帰り、周りを見渡してみた。

小綺麗な服を着て、コーヒーを片手に、日本OLの聖地丸の内で

彼氏がどうだ、不倫がどうだ、ここの化粧品がどうだ、上司がキモいだ、

クラブに行きたいだ、合コンしたいだ、早く帰りたいだ、なんて話を

キラキラしながらしている。

 

ザ・丸の内OL! まさに丸の内サディスティック!

 

「さっき会った友人と、ここにいる人たちは

人生の判断軸がまるで違う」

 

それが悪いとかじゃない。国際支援している人の方が偉いわけでもない。

国際支援したいと思うなんて、正直私には信じられないし、

まずは日本を支援したら?と思うけど、思うけれど、

でも新卒で入った大企業を辞めて国際支援のためにボランティアに実際に行き、

その後も努力して自分の目指す道を進む友人を目の前にしたら、

自分はそんなこと言う資格もないくらい努力していないのが恥ずかしくなる。

 

自分のこの命をどう使うべきなのか、そういう問題なんだろう。